一年後、胡が攻めてきた。 村の若者はみんな戦い、十人のうち、
九人までが死んだ。 塞翁の息子だけは足が不自由だったために戦
争にゆかずにすみ、塞翁ともども無事であった
防脫髮。
「禍福はあざなえる(より合わせた)縄のごとし」 という。 幸と不幸
運と不運、吉と凶は、交互にやってくるというのである。
だからうまくいっているからと油断してはいけない。 もう不幸の種が
まかれ、育ちつつあるのかも知れないから。 しかし、今うまくいってな
いからといってがっかりすることはない。 今度は幸福の芽が出始めて
きているかも知れないのだから
緊緻。
この寓話はわかりやすい。 それだけにすぐ役に立つ。
とくにうまくいかないときなどは、「これなんぞ福とならざらんや」 と、
自分に言い聞かせるのがよい。 何度も言い聞かせることがコツだ。
そうすると、どことなく気分が落ち着く
私人訂制護膚品 。 事態を冷静に把握し、福に
転換する法を冷静に考えるきっかけをつくることができる。 ある先輩
に、ご自分にとって名言を聞いた。
「{人生はここでの ”こそ” の使い方} が好きな言葉の一つです。
景気が悪い、だから売れないではなくて、景気が悪いからこそもっと
売れる工夫をする。 テストが難しい、だからやる気がしない、ではな
くて、難しいからこそ、もっと、勉強してやろう。 というように、前向き
の挑戦心、向上心の高揚に使います。 不利な状況を打破するとき
効用がありました」