「人間の恩恵にあずかるもの
許智政」
という事らしいが、
「人間から恩恵を受けていながら、人間に馴染むという事をしない。
エサをやろうと近づくと一斉に飛び立ったりする。
そんな性向があるあるせいかスズメを使ったことわざにいいモノがない。
よく知られることわざに「スズメ百まで 踊り忘れず」というのがある。
意味としては、
「小さい頃に習ったものは、幾つ何十になっても忘れないものだ」
というので使われるが
華洋坊 、
これは実のところ褒め言葉ではない。
むしろ、「あのスズメの踊り方を見ろよ。何とも不格好じゃないか?
小さい時についた悪い癖は、一生治らないものだねぇ」
という、ちょっと悪い意味で使われるのが正しい用法。
この人間に馴染みのあるスズメだが、このたび、フランスの研究で
騒音によってスズメの寿命が短くなるという研究が発表された。
騒音のある都会に生息するスズメは静かな地方で暮らすスズメより、
寿命の長さを示すDNAの末端部が短い。
すなわち、寿命が短いという結果が出たそうだ。
この研究から類推すると、
人間もそのような事が言えるかも知れない?ということを暗に
許智政